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家づくりコラム

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投稿日 2021/06/16

「おかえりモネ」から ~飽和水蒸気量~

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小牧市・春日井市を中心に、自然素材の注文住宅LikeHomeを手掛けているマスターズです。

前回のお話で建売か?注文住宅か?(←記事はこちら)をお話ししました。

今日はおうちの購入のお話ではなく、どなたも経験されたことのある結露についてお話しします。

突然ですが・・・朝ドラは皆さんご覧になられていますか?

今朝(2021/6/16)の「おかえりモネ」で、気象の勉強を始めたばかりの主人公・百音(清原果耶)が医師の菅波光太朗(坂口健太郎)に雨が降る仕組みをわかりやすく説明されるシーンがありました。

菅波先生:「空気には目に見えていないだけで水蒸気が含まれています。このすべての空気がそうです。この空気が取り込める水分の量は気温、つまり温度によって決まっています。温度が高いと水蒸気をたくさん含むことができて、低いとちょっとしか含むことができません」。

百音:「なぜ?」

菅波先生:「ここで『なぜ』はやめておきましょう。これは『飽和水蒸気量』といって、厳密に理解するのがとてつもなく難しい現象なんです」


百音:「わかりました・・・」

菅波先生:「空気が冷やされると、溶けていられなくなった分の水が水滴となって現れる。それが雨です」

ここで菅波先生は、冷やしたグラスに氷を入れて水滴ができるのを待ち「これが雨です」と指さしました。

ここで出てきた「飽和水蒸気量」

中学校の理科で学ぶので、聞いたことあるなーくらいに思われた方も多いかもしれませんね。

飽和水蒸気量って???

空気中には水蒸気が含まれています。


ただし、空気中に含まれる水蒸気の量には、限界があります。


1m3の空気中に含むことができる最大の水蒸気量 を、 飽和水蒸気量 といいます。


飽和水蒸気量は、空気の温度が高いほど増えていきます。


 

テスト記事 中2 理科9 飽和水蒸気量の表

25度の気温だと1㎡の空気の中に23gの水蒸気を含むことが出来ます。

湿度100%の状態ですね。

気温25度、湿度55%の状態の空気は、気温が15度まで下がると露点に達します。

15度以下になると、空気は水蒸気を気体のまま抱えていることが出来なくなって、水蒸気は気体から液体に変わり、水滴になります。

菅波先生が用意したコップの水滴。(気象では、空気が冷えて雲が抱えていた水蒸気が液体に変わり雨を降らせるというメカニズムになります。)

窓の結露も、冷えたグラスと同じメカニズムです。

上のグラフの状態の室内で、窓が5℃に冷やされてしまうと・・・。

ここまで読まれた方はもうお分かりですね。そうです。結露することになります。

結露を防ぐことはできる?

では窓を冷やさなければいいのでは???窓が冷えていなければ結露しないという理屈ですものね。

しかし、絶対に結露しない窓ガラスはないのです。

どんなに高性能なサッシを使用しても、室内外の温度や湿度によっては、結露します。

窓の冷え、過度の湿度、換気不足、この3つが原因となり、窓の結露は発生します。

冷えにくい窓を採用し、適度な湿度を維持し、換気を適正に行って、結露しにくい環境を用意することが大事です。

「おかえりモネ」からヒントを得て今日は結露のお話でした。

結露は、建物の劣化だけではなく健康被害も引き起こします。

この話はまた別の機会に・・・。

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