住宅ローンで失敗しないために ~総予算の決め方~
小牧市・春日井市を中心に、自然素材の注文住宅LikeHomeを手掛けているマスターズです。
前回のお話で家づくりを考えた時に最初にするべきことをお話ししました。
土地を先に購入すると、家づくりは予算オーバーになってしまうかもしれない・・・というお話でした。
では『家の総予算』は具体的にどのように決めたらいいのでしょうか?
総予算の決め方
住宅情報雑誌やネットで年収から簡単に借入可能額は算出できます。
ハウジングセンターの営業マンに聞いた金額を鵜吞みにして、その額を自分の総予算だと思っている人もいるかもしれません。
でも待って!!!
その予算で借りてしまって、将来的な返済の不安がなければいいのですが・・・。
後で述べますが、家を建てるとその出費は建物の代金だけでは済みません。
ローンの返済が苦しくなり、家を手放さないといけないなんて最悪の事態は避けたいですよね。
マイホーム購入の中で最も致命的な失敗は、無理な返済計画を組んでしまうことです。
「いくらまで借りれるか」を基準にするのではなく、「いくらなら毎月返していけるか」という無理のない資金計画を立てることが大切です。
そして将来を見越して、家にかかるお金を予想して返済額を決めることも大事なのです。
無理なく毎月返していける金額を決めたら、借り入れできる回数を掛けて総借入額を決めます。
自己資金があればそれを足した額があなたの総予算になります。
総予算=自己資金+住宅ローンの借入額
総予算の費用の内訳について
どのご家庭、どのようなお家を建てても以下のお金がかかります。予めしっかり把握しておきましょう!
①土地購入費用
・土地代金
・土地諸費用(仲介手数料、契約印紙代、固定資産税、所有権移転登記)
②建物建築費用
・本体工事・・・構造、外装、内装、設備、外構費用・太陽光パネル工事等の標準仕様が含まれる家本体の金額
③建物付帯工事
・オプション工事や仮設など
・屋外給排水、地盤改良が必要な場合の改良工事、既存建物がある場合の解体工事など。
④消費税
建物総工費の10%
⑤諸費用
- 印紙税
- 登録免許税
- 不動産取得税
- 固定資産税
- 都市計画税
- 融資手数料
- 住宅ローン保証料
- 火災保険料
- 土地・建物つなぎ利息
- 水道役所納入金
- 各種申請手数料
- 表示登記費用
- 保存登記費用
- 抵当権設定費用 など。
※その他費用として地鎮祭費用、引っ越し費用、家具の費用、役所関係書類等もあります。
これらの費用を合計したものが『総予算』です
マイホームを建てた後の維持費について
ここまでは家を購入するまでにかかるお金のお話でしたが、家を建ててから住むために必要な支出も考えておかないといけません。
表を見ていただくと、賃貸住宅で暮らしていた時にはかからなかった費用が戸建て住宅には必要となることがわかっていただけますでしょうか?
その中でも固定資産税とメンテナンス費用は大きな支出となります。
本当の「資金計画」は、月々の住宅ローンだけでは足りていません。
・光熱費
・修繕費積立金
・固定資産税
のことも含めて考えたほうがいいですね。
より豊かで安心した暮らしをしていただくためにも将来を見越した資金計画が大事になってくるのです!
youtubeではよりわかりやすく説明していますので、ぜひご視聴ください!!!
資金計画は家づくりの第一歩
「家の計画はまだまだ始めたばかりだから、どこで資金計画してもらったらいいかわからない。」
「ハウスメーカーで資金計画してもらったけど、項目がよくわからないし、メンテナンスのことは話がなかった・・・」
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